FX プライスアクションを1日1つずつ覚えよう!1日目


FXトレードで勝つために、プライスアクションの知識は必要不可欠です。
プライスアクションって難しそう…と思う方もいるかもしれませんが、皆さん、すでにプライスアクションでトレードしているんですよ。
ローソク足を見て、「あ!これなんか下がりそう!」「ここからグーンって上がるやつ!」と思ってエントリーしたことありませんか?
これもプライスアクションです。だって、プライス(価格)のアクション(動き)を見てるのだから。
ただ、見方を間違えたり、特徴的な形を知らないと、思わぬ方向に動いてしまい負けちゃう…といったことになります。
プライスアクションの知識をしっかりと身につけて、トレードしてみてください。
勝率がアップしますよ!
プライスアクションの特徴的な形は複数あります。
いっきに覚えようとすると、面倒くさくなるかもしれません。
わたしがそうでした…
というわけで、1つ覚えたら実際に試してみて、腑に落ちたら新しいプライスアクションを覚える、というように着々と知識を積み上げていただきたいと思います。
プライスアクション包み足(アウトサイドバー)
包み足(アウトサイドバー)は、1本目のローソク足の高値と安値を、次のローソク足が完全に包み込んでいる組み合わせです。

次のローソク足が、前のローソク足を包み込むような形であることから、包み足と言われています。
包み足は反転シグナル
包み足は、価格の反転を示すとされています。
前のローソク足よりも、次のローソク足の方が長いということは、1つ前の時間足よりも値動きが大きくなったということ。
つまり、売買が増えたということです。
包み足は、高値や安値を更新したあとに、逆方向に伸びる形で現れることが多いです。
安値圏や高値圏で現れると、トレンドの終わり=反転を示すと判断することができます。
安値圏や高値圏ではない場合、トレンド相場の押し目・戻り目である可能性が高いです。
包み足のエントリーポイント
トレンド相場で現れる包み足は、エントリーポイントである可能性が高いので集中してウォッチしましょう。
レンジ相場で現れる包み足は、有効に機能しないので、基本的に無視してください。
レジスタンスライン(抵抗線)・サポートライン(支持線)を引いてください。
- 上昇トレンドが続いている中、レジスタンスラインで陽線・陰線ペアの包み足が現れたら、下降トレンドに転換する可能性が高くなるので、エントリーの準備をしましょう。
- 下降トレンドが続いている中、サポートラインで陰線・陽線ペアの包み足が現れたら、上昇トレンドに転換する可能性が高くなるので、エントリーの準備をしましょう。
包み足エントリーの注意点
レジスタンス・サポートのラインで包み足が現れたからといって、慌ててエントリーしてはいけません。
できるだけ高値や安値でエントリーして、少しでも大きく利益を得たいところですが、反転と見せかけてまだまだトレンドが続く可能性もあります。
包み足が現れた後、一方向に推移するローソク足が連なることを確認してからのエントリーでも遅くありません。
しばらく続くであろうトレンド相場の「頭と尻尾はくれてやれ」です。