FXプライスアクションを1日1つずつ覚えよう!2日目


FXトレードで勝つために、プライスアクションの知識は必要不可欠です。
プライスアクションって難しそう…と思う方もいるかもしれませんが、皆さん、すでにプライスアクションでトレードしているんですよ。
ローソク足を見て、「あ!これなんか下がりそう!」「ここからグーンって上がるやつ!」と思ってエントリーしたことありませんか?
これもプライスアクションです。だって、プライス(価格)のアクション(動き)を見てるのだから。
ただ、見方を間違えたり、特徴的な形を知らないと、思わぬ方向に動いてしまい負けちゃう…といったことになります。
プライスアクションの知識をしっかりと身につけて、トレードしてみてください。
勝率がアップしますよ!
プライスアクションの特徴的な形は複数あります。
いっきに覚えようとすると、面倒くさくなるかもしれません。
わたしがそうでした…
というわけで、1つ覚えたら実際に試してみて、腑に落ちたら新しいプライスアクションを覚える、というように着々と知識を積み上げていただきたいと思います。
プライスアクションはらみ足(インサイドバー)
はらみ足(インサイドバー)は、1本目のローソク足の高値と安値の範囲内に、次のローソク足の高値と安値が収まっている状態のこと。1本目よりも値動きが小さくなっていることが読み取れます。

はらみ足は反転するかも?のサイン
はらみ足は、「反転するかもしれないから、ちょっと準備をしておいた方がいいかも」のサインです。
あくまでも「かもしれない」なので、「やっぱり反転しません」とトレンドが継続する可能性も含んでいます。
前のローソク足よりも、次のローソク足の方が短いということは、1つ前の時間足よりも値動きが小さくなったということ。
つまり、売買が減ったということです。
トレンド相場で一方向にグングンと進んでいたのに、はらみ足が出現する(値動きが小さくなる)と、トレンドの力が弱まったと読み取ることができます。
絶対に忘れちゃいけないのが、はらみ足は「かもしれない」という予測の段階であって、トレンド反転の明確なサインではないということ。
サポートラインやレジスタンスラインではらみ足が出現すると、意識していたラインなだけあって、つい反転だと期待してしまうかもしれませんが、「はらみ足=反転の可能性半々」です。
下位足もいくつか確認して、落ち着いて「反転または継続」を見極めましょう。
はらみ足のエントリーポイント
トレンド相場ではらみ足が現れたら、じっくりと次のポイントとなる足を待ちます。はらみ足を確認した後に、はらみ足の1本目(はらみ足ペアの左側)のローソク足の高値または安値をブレイクしたところでエントリーします。
レンジ相場で現れるはらみ足は、有効に機能しないので、基本的に無視してください。
レジスタンスライン(抵抗線)・サポートライン(支持線)を引いてください。
- 上昇トレンドが続いている中、レジスタンスラインで陽線・陰線ペアのはらみ足が現れたら、下降トレンドに転換する可能性が高くなるので、エントリーの準備。はらみ足1本目の安値をブレイクしたところでエントリー
- 下降トレンドが続いている中、サポートラインで陰線・陽線ペアのはらみ足が現れたら、上昇トレンドに転換する可能性が高くなるので、エントリーの準備。はらみ足1本目の高値をブレイクしたところでエントリー
下位足もチェックしつつローソク足の動きを観察しましょう。
はらみ足エントリーの注意点
レジスタンス・サポートのラインではらみ足が現れたからといって、慌ててエントリーしてはいけません。
はらみ足出現!⇨即エントリーではなく、はらみ足出現!⇨エントリー準備です。
できるだけ高値や安値でエントリーして、少しでも大きく利益を得たいところですが、反転と見せかけてまだまだトレンドが続く可能性もあります。
反転の瞬間を捉えなくても、反転したことを確認して新たなトレンドがスタートしてからのエントリーでも遅くはありません。
焦らずじっくり待ちましょう。